2019-11-22 第200回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
現在、保育所の利用時間は、主にパートタイム就労を想定した一日八時間利用できる保育短時間と、主にフルタイム就労を想定した一日十一時間を利用できる保育標準時間の二つの区分がありまして、保護者の就労状況に応じて保育の時間の必要性をしっかり認定する仕組みになっております。そして、今回の無償化では、その必要性が認定されれば、保育標準時間、すなわち十一時間までの保育が無償化されることになっています。
現在、保育所の利用時間は、主にパートタイム就労を想定した一日八時間利用できる保育短時間と、主にフルタイム就労を想定した一日十一時間を利用できる保育標準時間の二つの区分がありまして、保護者の就労状況に応じて保育の時間の必要性をしっかり認定する仕組みになっております。そして、今回の無償化では、その必要性が認定されれば、保育標準時間、すなわち十一時間までの保育が無償化されることになっています。
今、政府も最低賃金については前向きなメッセージをずっと出しておられますけれども、今の最低賃金の状態、率直に申しまして、フルタイム就労しても自立した生活はできない、そういう状態であります。労働基準法に書かれてある、人たるに値する労働条件、これが保障されていないということです。この状態の解消は急務だと考えております。
この結果を受けてか、イギリスは二〇一三年から、十二か月を超えて仕事に就くことができていない受給者に対して、地域の非営利団体などで四週間にわたるフルタイム就労の義務付けが予定されております。義務に違反した場合には、罰則として一定期間支給が停止されるという強制力もあります。
結婚する、しかしフルタイム就労を継続する、そして子供を持たない、この三つの条件がそろったときに初めて一生貧困線から落ちないけれども、一個でも関係すると落ちるかもしれませんよという冗談を言っていますけれども、大体そのように出てきます。これが一点目ですね。
中身を本当に厳密に専門家がよく調べて、やっと、ああ、これは四十年間フルタイム就労、四十年間専業主婦だけが対象なんだなということがわかる。
オランダでは、フルタイム就労とパートタイム就労の就労時間による雇用条件や社会的保護の格差をできるだけなくす方針を打ち出している。日本の場合、パートとフルタイムというのはいわば身分の差のようなことで雇用条件や社会的保護が違っているわけでございますけれども、そうしますと、なかなか子育て期間だけ就労時間を短くというふうなジョブシェアリングが難しくなってまいります。